先週の日曜日、何だか自分のスイングを見ているような気がしてハッとし
た。ジャパンカップダートのホッコータルマエに騎乗した、幸騎手のゴール
前のひとシーンだ。手綱をがむしゃらに振り回し、馬の上で大暴れ。あれじ
ゃあ、馬を追っているのだか引っ張っているのだか分からない。そのそばを
スマートな騎乗のルメール騎手と、日本人の中では際立つておとなしい追い
方の武豊騎手（父の武邦彦はもっと静かで、追っているのか追っていないの
か判断ができないぐらいだった）が、サッと爽やかに通り過ぎていく。ふと、
ダダをこねている子供を連想してしまった。
　ニーアクションを使って馬を追う…。といえば、第６回ジャパンカップの
勝ち馬ジュピターアイランドに騎乗したエデリー騎手を思い出す。本来の意
図はそういうことだが、岩田騎手を始め、日本人でこのタイプの追い方をす
る騎手（他には川田騎手など、蛯名騎手もときどき）は、総じて馬上での動き
が激しすぎるような気がする。だからネットで「やきそば騎乗」などと揶揄
されることになる。このタイプの騎乗方のジョッキーは皆実績を残している
わけだから、乗馬経験のないものがなんと言おうと「馬耳東風」に聞き逃し
ておけばいいことかもしれない。外国の一流ジョッキーたちの目にはどう映
っているのか気になるが、まさか当方のゴルフのように、体重移動するつも
りでスェーしていることだけはないだろう。

馬にも乗った事の無い奴が…。
大人しく予想だけしてろっての。

焼きそば乗りとジェンティルドンナ…乗り代わりの影響は？
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131122-00000044-dal-horse